遠い雲を掴むような創作の世界

この夏、青空に広がる美しい瀬戸内海に面した香川県・高松を舞台に、2人のピクセルアーティストたちが新たな挑戦に臨む。それがヘルミッペ氏とm7kenji氏の2人展『雲を掴むピクセル』だ。

ピクセルアートだけでなく、楽曲製作や刺繍作品も手掛けるヘルミッペ氏と、ゲームやアプリの開発も行っているm7kenji氏。そんな才能溢れる2人の展示会では、新しい手法で制作されたオリジナル作品もお披露目されるという。

開催者のひとりであるヘルミッペ氏は、今回の展示についてこう語る。

「普段からお互いの制作に対する想いについて語らうことが多く、自然と2人で展示会を開催することになりました。なので、タイトルも肩肘張らないものにしたいと思い、m7kenjiさんといくつか案を出し合いながら決めました。

ピクセルアートには、表現できることに限りがありますが、ドットであらゆるものを表現できる自由さもある。そこに“雲”のような印象を持ったんです。

また、作品を制作する際になにを表現するか悩んだ時、雲を掴むような感覚に陥ることがあって。ブログの“タグクラウド”みたいに、自らの経験を思い出しながらモチーフを決めている。

今回は、夏の開催ということもあって『雲を掴むピクセル』と銘打ちましたが、また2人で展示会を開催するチャンスがあったら、打ち合わせで出た別案を使うと決めています（笑）」

展示初日の7月13日には、ヘルミッペ氏のモジュラーシンセと、m7kenji氏のVJを組み合わせた、一夜限定のセッションライブも開催される予定なのだとか。自然豊かな高松をのんびり街歩きしたあとは、重なり合う2人の世界にじっくり酔いしれたい。

開催概要

雲を掴むピクセル
開催　2024年7月13日（土）〜7月28日（日）
時間　13:00〜18:00
会場　CENTER
住所　香川県高松市常磐町1-6-13
料金　入場無料（1ドリンクオーダー制）
https://center.degico.jp/hermippe_m7kenji_kumo-wo-tsukamu-pixl.html

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