the PIXEL MAGAZINE

EXHIBITION ARTIST 2024.10.05

約7年間の集大成! m7kenjiの2回目となる個展『Pulse into Flow』が開催中

ピクセルアーティスト・m7kenji氏の2回目となる個展『Pulse into Flow』が、西荻窪の「METEOR」で10月4日から10月14日までの期間限定で開催中だ。(文=坂本遼󠄁佑|Ryosuke Sakamoto)

誰よりも自分自身を裏切らない作品づくり

2010年代の初頭からドット絵のMVやアプリの制作をはじめ、映像作家・大月壮氏のもとで本格的にクリエイティブワークを開始。今では、ピクセルアーティストだけでなく、ゲームクリエイターやVJとしてもその名が知られているm7kenji氏。

そんなm7kenji氏が、TOKYO PiXELで初の個展を開催してから約7年。

フィギュアスケーター・羽生結弦氏の公演「RE_PRAY」の映像演出や、人気ハンバーガーチャーン「SHAKE SHACK 渋谷店」の内装アートなど、さまざまなプロジェクトに打ち込んできた氏が、西荻窪の「METEOR」で再び自身の個展を開催する。

ゲームとデザイン好きのお店「METEOR」といえば、現在も続く展示イベント「わたしのファミカセ展」や、m7kenji氏がVJとして出演していた年始イベント「ファミ詣」など、かつてからゲームカルチャーにゆかりのある場所。

そんなMETEORで開催される今回の個展のタイトルは、『Pulse into Flow(脈動が流れにかわる)』。挑戦には常に緊張が伴うものだが、その緊張も自分のなかで心地よいFlow(流れ)に変わればという願いを込めて、m7kenji氏自身がこのタイトルを命名したのだとか。

会場には、ヘルミッペ氏との2人展「雲を掴むピクセル」に出展した作品や、ホテルアンテルーム京都で展示した作品のミニバージョンに加えて、オリジナルのGBゲーム『Gripture』や、HADNSUMのShoma氏と制作中のパズルアクションゲーム『MotionRec』の最新ビルドなども展示される。

最近、人からの期待だけでなく“自分自身の期待”に応える難しさを痛感したというm7kenji氏の作品からは、「心臓の鼓動」や「ドキドキ」を意味する“Pulse”の力強さと、そこから広がる独自の世界観を感じられることだろう。

開催概要

Pulse into Flow
開催 2024年10月4日(金)〜10月14日(月)
時間 13:00~20:00
会場 METEOR
住所 東京都杉並区西荻北2-11-9 2階
定休 水曜日
料金 入場無料
https://m7kenji.notion.site/m7kenji-Solo-Exhibition-Pulse-into-Flow-43378a0a3b594bb693ac4e2f5549c30b


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