Xでドット絵の技法を学べるハッシュタグ「#ドッターのためのテクニック集」とは?
今、Xで話題となっているハッシュタグ「#ドッターのためのテクニック集」。その“仕掛け人”であるピクセルアーティストのうどん粉氏に、ハッシュタグに込めた想いなどを聞いてみた。(文=坂本遼󠄁佑|Ryosuke Sakamoto)
ドッター初心者必見のテクニック集
最近、Xでよく見かけるようになったハッシュタグ「#ドッターのためのテクニック集」。さまざまなピクセルアーティストたちが、ドット絵を上手く描くコツや技法などを紹介する、まさにドッター初心者には必見の検索ワードだ。
そんな#ドッターのためのテクニック集を、最初にXに投稿したのは、ピクセルアーティストのうどん粉氏。2025年1月25日に投稿した「目の描き方」という解説文に、このハッシュタグを付けたことがそもそもの始まりだった。
「この時の投稿には、『ドット絵の世界に飛び込んでくる方のために、、、というのは建前で、私のスキル向上のために』と書いたのですが、実際は『本音』と『建前』が逆でした。
ドッター初心者の方に、さまざまなスキルを学んでもらい、上手に描く成功体験を積んでいくことで、もっとドット絵の世界にのめり込んでもらえたらと思ったんです」
その後、うどん粉氏の投稿をきっかけに、さまざまなピクセルアーティストたちが、キャラクターの動かし方や髪の毛にかかる影の描き方などを投稿。ピクセルアート界隈のなかで、ひとつの大きなムーブメントにまで発展した。
「私自身もドット絵に関してはまだまだ勉強中の身。普段からテクニックの引き出しを増やしたいと思っていたので、他のドッターの方々の投稿はとても勉強になりました。
今回、ハッシュタグ『#ドッターのためのテクニック集』を付けて、ご自身のテクニックを公開していただいた方々、またいいねやリポストで盛り上げていただいた方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも一緒に成長していきましょう!」
ドット絵の技法や演出を学べるだけでなく、自らのこだわりなどを紹介することもできる、ハッシュタグ「#ドッターのためのテクニック集」。これからもまだまだ投稿の数が増えていきそうだ。
- うどん粉